海と畑のせとうち暮らし、ときどきウイスキー

瀬戸内海近くの山の中で山を見ながらアイラウイスキーを飲んでる田舎者のお話

リディラバの元上司に誘われて富山に行ってみたらタダの田舎ではなかった話(和紙づくり・後編)

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前回のブログ記事では、楮(こうぞ)を叩きまくるところで説明を終えましたね。

では、次のステップに行ってみましょう。

潰した楮を水に溶かすよ

叩きまくって、繊維をくだいた楮をしたの写真のように
ゆっくりいれながら、ほぐしていきます。
で、こちらなのですが、かなり冷たいのです。水が!!
痛い!!痛い!!冷たくて痛い!!(夏場は気持ちいいんだろうな・・・)
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そして、叩きまくった楮をほぐしおえたら、ミキサー(手動)でさらにかきまぜます。
こんな感じです。
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そしたら、なかで繊維が混ぜに混ざって、細かい繊維のものは水に溶けた感じになります。
この状態になったら、このトロトロしたなんだかエロい液体をいれます。

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このトロトロしたのは植物から出ていまして、これを「トロロアオイ」と言います。
これを繊維がちりばめられている水に打ち込みます。
そうすると、水にとろみが出て、和紙を漉く際に繊維が絡みやすくなるわけです。(ノリといえばノリみたいなものですが、厳密には違うとのこと)

ここまできたら、次はテレビとかでよくみる紙漉き体験です。

はい、この道具はいくらでしょうか?(紙漉き)

前回のブログでも、トップ画に使わせてもらいましたが、こちら
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いくらするでしょうか?

道具の名前を竹ひごと言います。

素材はご覧の通り竹です。

一本一本を丁寧に差し込んで作られています。

ちなみに、これが壊れると職人さん涙目です。
だから、ほかの施設ではちゃんとした体験はできないそうです。壊れるのヤダから


これ一枚で、40~50万円です
いや、冷や汗かいたわ。

この50万円の金ぴかアイテムを使いまして、紙漉きを行っていきます。

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このように竹ひご全体に満遍なく、繊維を行き届かせます。
この時に水の流れに持って行かれて、どこか一箇所に偏ると、そこだけが分厚い和紙が完成してしまいます。

紙漉きが終わったら、こうやって、和紙を竹ひごから引っぺがして
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重しを乗せて、水分を抜きます。
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そして、この重しなのですが、ここの「和紙工場」の重みを使ってるんです。
つまり、「家自体」の重みを使って作業をしているということなんですよ!!!

水が抜けるまで、しばし休憩です〜

=1時間後=

水がある程度抜けた和紙もどきがこちら
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この和紙もどきを丁寧にはがして、このように鉄板にのせて、さらに水分を飛ばします。

この作業を1時間ほどまてば、和紙の完成です!!!

実際に体験してみて、和紙づくりってとてもシンプルなんです。
でも、細かなところに難しさがあり、シンプルだからこそ奥が深いんだなと。。。

職人さんの技術に感服です。

また行きたいな・・・・