海と畑のせとうち暮らし、ときどきウイスキー

瀬戸内海近くの山の中で山を見ながらアイラウイスキーを飲んでる田舎者のお話

僕が創りたい”空間”のお話

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あらかじめ言っておきますが
僕は、建築家でもデザイナーでもありません。
しがない大学7年生(予定)です。

これまで僕と会って話をしたことがある人はわかると思いますが
僕は大抵「”空間”を作りたい。特に宿とか!」と言っています。

空間を作りたい、宿を作りたいと言い続けて早5年くらいです。
高校の時から言ってるので、自分でも良く言い続けてるなと思います。
(なら、さっさとやれよという話なんですが笑)

よく
「なんで空間や宿を作りたいの?」と尋ねられます。
そりゃ、建築家でも空間を創造するデザイナーでもない人間が
空間作りたい空間作りたいってウザいほど連呼してたら、そりゃ不思議に思いますよね。


この”空間を作る”というコトを失うと本当に僕は何もできなくなります。
それだけ、僕の頭に占める割合は大きい。

では、なぜ、そんなに空間作りにこだわるのかを
自分の整理も兼ねてつらつらと・・・
どうぞお付き合いくださいませ。
(BGMにRENTのseason of loveからのsugar soulのGardenをおかけください。)

音楽と悩みを共有する”時間”と出会って

僕はとんでもないラジオ好きです。
全盛期の中高生の時はラジオ番組に送るメールを1日に最低4通ほど送信
夜の9時から12時はラジオを手放さず、防水機能付きラジオを買い、風呂場に持ち込むほどです。
この9時から12時の時間帯に流れているラジオ番組は
広島の10代に対して人気の大窪シゲキの9ジラジ
全国ネットで放送している未来の鍵を握る学校 SCHOOL OF LOCK!

この二つのラジオはかかさなかったです。

ラジオ番組を通して、同じ年代の学生が悩みや悲しみ、その日にあった喜びや気づきを共有します。
その共有のタイミングにあわせて、最高の音楽が流れるわけです。
毎回、目の前にはいないけど音楽とDJのトーク通して他のリスナーと時間を共有してんだなと。
その日の嫌なコトも誰かに共有したら楽になり、嬉しいコトを共有したら他の誰かもハッピーになる。
その瞬間に音楽がその人(リスナー)を物語の主人公にしている気がしていました。

「あ〜、知らない誰かと音楽やラジオを通して誰かと繋がるって最高だな。」
僕の”空間作り”の原点はここからです。
これを思い始めてから、ぼんやりと何かを考えるようになりました。
ちなみにですが、この時の夢はラジオに関わるディレクターやりたい!でした。なつかしい

いきなり出会った人同士で鶏肉を共有する”宿”に出会って

島根の大学に行き、普通の大学生活を過ごしてるとき
大好きなサンフレッチェ広島の応援をしに、名古屋まで
名古屋グランパスVSサンフレッチェ広島
スコアは引き分け

若干不完全燃焼の中、とぼとぼ歩きながらその日宿泊予定だった宿「
名古屋ゲストハウス音速別荘」まで
人生初のゲストハウス。
そして、僕の人生にすんごい影響を与えたゲストハウス。

チェックインすると、同じサンフレのユニホームを着ている人がいました。
「今日引き分けましたね」
「そうですね。高萩(現FCソウル)に次は頑張ってもらいたいですね」
と、その日の試合を振り返っていました。
あーだこーだとサンフレの振り返りをしていると

「かえったよー!でっかい焼き鳥?丸焼きの鳥買ってきたら食べようよ〜!」
と、いきなり女性(宿泊者)が本当に鳥の丸焼きもどきを袋に入れて登場。
ゲストハウスのオーナーさんも食べると言いだし、他の宿泊者さんも集まり
いつのまにか宴会状態。
これまでの旅の話、他の国の文化の話、韓国語の発音について、他国のSEX事情など
とにかく、いろんな話をしました。

初対面ですよ、初対面。
いきなり、鳥の丸焼きもってきて、一緒に食べます?
これが僕にとって衝撃でした。
「初対面でも、仲良くなれるのね。笑」

でも、これが意外にも心地よくて、ゲストハウスにはまります。
ここから一気に全国のゲストハウスを回ります。
広島の碌、姫路の縁楽堂、鎌倉の鎌ゲス、東京のNui、京都の月光荘、萩のrukoなど
いろいろな土地のゲストハウスを回りました。
それぞれのゲストハウスでそのオーナーさんが目指す”空間”を作っていて
毎回雰囲気の違う空間にどんどん惚れ込んでいきます。
どうやってこの空間を作ったんだろう。
どうしてゲストハウスをしようと思ったんだろう。
旅人の人たちと会ってみて、どんなコトに感動するんだろう。
どの瞬間が一番幸せなんだろう。
それぞれのゲストハウスで聞いて行きました。
そうしていたら、いつの間にか
「僕もやりたいな、ゲストハウス」って思っちゃいました。
ここから、ゲストハウスをやりたいって連呼するようになります。

じゃあ、僕の作りたい”空間”とは?

社会を人生かけて良くする・変えようとする”人”に出会って

大学3年終了と同時に、休学をしました。
休学したのは、もっと地方をおもしろくしたい。良くしたい。けど、僕にはその術を知らない。
だったら修業するしかないと思ったからです。

その修業先として選んだのがスタディツアーを企画し、社会課題の現場に人を送る旅行会社
リディラバ」でした。
ここで一年間、リディラバを通して、社会課題の現場やそれに携わる人や支援する人、無関心な社会を知るコトができ、刺激的で楽しかったです。

社会課題を解決しようと、社会を良くしようと、社会を変えようと仕事をしている人は本当にかっこ良くて、
一緒に仕事をしていて毎回鳥肌がたってゾクゾクしたの覚えてます。

ですが、社会を変えることが容易に誰にでもできるのであれば、
いわゆるソーシャルベンチャーとか必要ないし、社会的事業とかいらないわけです。
人間、万能な神様じゃない。

僕が言うのも大変おこがましいんですが、
社会を変えようと良くしようと人たちって本当に全身全霊で立ち向かっています。
それは社会課題を解決に限らず、新規事業を立ち上げようとしている人、ボランティアで支援をしている人も。
それってすごく大変なことなんです。

だって、今、誰もやろうとしないことをやろうとしているのですから。

でも、負けずに突き進むその姿がかっこいい。
そう感じた一方で、たまには、ちょっとした時間でもいいからくつろいで欲しいと思いました。
(たまには休んで欲しいというのも本音)

僕は、社会を変えようとしている人をなんとかサポートできる空間をつくれないかなと
同じスピード感で社会を変えようとしている人たちを同じ場所で同じ時間を過ごしてもらえないかと
仕事ではなく、くつろぎの空間のなかで社会を変えるスピードを加速できないかと

僕は、黒子として社会を良くしようとしている人を支えたい。
ドラマとかアニメの主人公ではなく、その主人公が良く立ち寄る酒場のマスター的な場所にいたい。
カウンター越しに未来を作ってる人たちや旅人や変態どもが語ってる姿を見たい。

この空間を、作ってみたいと、今。奔走しています。

人に出会う”空間”を

大抵、空間っていうと、皆さん、箱を創造します。
超絶おしゃれなカフェだったり、高級な家財が置いてあるショップだったり
もちろん、それも素敵な空間です。

けど、所詮、箱なんです。

僕は空間は常に変化すると思っています。
だって、人が常に出入りするわけですから。
そこで誰かさんと誰かさんが出会うから、その空間が”生きてる”状態になるんですよ、きっと。
人が主役でない空間はただの無機質な箱でしかないんです。

みなさんのくつろぎや刺激をお手伝いできる空間を作り上げますので
ぜひ、完成の際はご利用ください。

では、また