海と畑のせとうち暮らし、ときどきウイスキー

瀬戸内海近くの山の中で山を見ながらアイラウイスキーを飲んでる田舎者のお話

ローカルヒーローシンドローム=地域活性英雄症候群=

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地域を育て、成長させるのは紛れもなく
そこに住む人だと思います。
が、しかし、その地域を滅ぼすのも人だと思っています。

地域で頑張っている人は多くいます。
ですが、地域で頑張れば頑張るほど「地域を良く」という目的から、次第に「自分が認められるために」という
承認欲求のほうが強くなってしまうのではないかと。
(特に学生)

地方創成や地域活性化がホットワードになり
それらに関する活動をやれば、新聞やメディアが取り上げてくれる。
ツイッターFacebookで自分を発信し、プロデュースすることができる。
自分を飾るものは地域でいくらでも作ることができます。

「◯◯さん、地域で◯◯を!」
「◯◯について話し合い。地域の活性化に向けて」
正直なこというと、地方に行けば行くほど、プレスリリース打てば、
誰でも取材してくれる感はある
(もちろん、記者さんがきちんと判断して、取材組んでくださいます。念のため)

メディアに露出が増えてくると

「あ、俺(私)って、すごいのかも」

的な、勘違いをし始めます。
特に地域をかなり良い方向へ前進させるほどの取り組みをしていなくても、です。

地方(地域)の中で得られる英雄の感覚。
これって美味なんですよ。最高です。
で、この感覚が出てき始めたら厄介なんですよね。

ある活動がうまくいかなくなったり、組織内でたちゆかなくなったりしたら
「自分は頑張ってるのに!周り(仲間・見識人)が認めてくれない!」

みたいな、わけのわからないことを言い出す。

いや、まずあなたを見てるわけじゃなくて、あなたが地域にもたらした”結果”に
多くの人は着目してるんです。
あなた個人にはほぼ興味がない。(タレントさんレベルじゃないでしょう)

結果を出してないのは、自分が地域ないしは組織をどこに進めようとしているのか舵取りをしていなからなんですけどね。
空回りをし始めて、なぜ失敗したのか?なぜ地域の状態が変化しないのか?を検証しません。
すごいことをしているようで甘ちゃん思考。
けど、実態を知らない第三者はやってることはすごい事のように見えるから
賞賛しまくる。

地域をよくしようとしてるのに
やってることは逆行しはじめ
特に影響力をもたない地域のための活動を続ける。

ジリ貧ですね

組織も、「そして、誰もいなくなった」というアガサクリスティもびっくりの状態になり
いつのまにか、賞賛していた地域の人も距離を置き始める。

そして、孤立である。

っていうのが、僕の考える
ローカルヒーローシンドローム=地域英雄症候群=」
誰しもがなる可能性がある厄介な地域型厨二病
ちなみに実体験。

地域で活動していくときって
「どんな地域を目指すのか」を自分だけでなく、仲間や協力してくれる人と共有し
「そのために何をやるのか」という大きな絵を描いて
「どのような成果指標(ゴール)」を設定して、達成のために事業をどう展開するのか
を地道ながら徹底して考えていく必要があるなと。

なんとなく、地域のためだ!と言っても、近視眼的にはいい感じ♪にはなるのでしょうけど
ながーーい目で見たときってただのジリ貧ですよ。

本物のローカルヒーローがどんどん増えてくる地方であればいいなーと
妄想しております。

では、また。